健康診断の際のピロリ菌の検査

胃潰瘍や胃ガン、腸の原因の一つと言われているピロリ菌。自分がピロリ菌を保有しているのかどうか気になる方もいるはずです。
健康診断にオプションで検査を追加することができます。気になる方は、健康診断をする時にオプションで追加してみるのもいいでしょう。
ピロリ菌を検査するには、内視鏡を使う方法と内視鏡を使わない方法の二種類があります。
内視鏡を使わない場合には、尿素呼気試験法や、抗体測定などで検査します。
尿素呼気の場合では、診断薬を服用後、呼気を収集して診断します。
抗体測定では、血液や尿の抗体の有無を調べ判断します。
内視鏡を使う場合では、培養法や、顕微鏡を用いる方法などがあります。
培養法では、胃の内部から粘膜を採取して、ピロリ菌が育ちやすい環境下に数日間置くことで培養し、判定します。
顕微鏡を用いる方法では、胃の粘膜の組織標本に染色します。
そして、顕微鏡を用いて菌を探して判断します。このようにさまざまな検査方法があります。

胃の症状とピロリ菌のチェックについて

健康診断の際のピロリ菌の検査 日本人は、胃の病気にかかる人が非常に多いです。胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの胃の病気は、ストレスも深く関係していると言われています。
ストレスによって自律神経が刺激されると、交感神経の活動が活発になります。すると、血圧などが上昇し、血管が収縮することにより、胃液の分泌が減少してしまうのです。
さらに、胃の粘膜に十分な血液が届かなくなり、粘膜が弱くなってしまいます。そして、胃酸の分泌が増えると、胃に炎症が起き、胃潰瘍などの症状が出てくるのです。
1983年に発見されたピロリ菌によって、ストレスだけでなく、ピロリ菌も胃潰瘍などの症状の原因となることが判明しています。
ピロリ菌に感染しているかどうかチェックする方法のひとつに、内視鏡検査があります。
内視鏡検査で胃の中を診察して、陽性の慢性胃炎だと診断された場合は、抗生物質による除菌治療が行われます。
最近では、ピロリ菌が原因の慢性の胃炎に対して薬の安全性と有効性が認められています。
そのため、胃潰瘍や十二指腸潰瘍に加えて、慢性胃炎も保険の対象となっています。